腱鞘炎

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腱鞘炎

腱鞘炎とは、骨と筋肉をつないでいる“腱”と腱を包む“腱鞘”と呼ばれる組織に摩擦が生じることによって炎症が生じます。腱や腱鞘は全身のさまざまな部位に存在しており、症状は主に動きの多い手首や指に発症します。

 

 


腱鞘炎の原因


 

腱鞘炎はキーボード操作や楽器演奏など指と手首を長時間動かす作業を日常的に行っている人、スポーツをしている人、育児中の人などによく見られます。現在では長時間のスマホ操作も腱鞘炎のリスクを高める原因となっています。

 


腱鞘炎への針治療


 

手の腱鞘炎の施術は痛みの出ている手首や指に針を刺します。そして主な刺針場所は手首から肘までの前腕の筋肉が中心になります。痛む部位を動かしている筋肉を緩めることが必要になります。ですので前腕部を触ってみて、圧痛や硬さのある部位へ針を刺していきます。

 

 

特に手の腱鞘炎は改善しにくい症状ですが3回ほどで痛みの変化があらわれます。3回やっても痛みになんの変化もなければ、それは単なる使いすぎによるものではない場合もあります。首肩による神経絞扼が指先に痛みを出しているケースに首、肩周りの刺針も加えておこないます。

 


日常のセルフケア


 

 

 

手をよく使う仕事をしている方は、作業前後に指や前腕のストレッチやお風呂でマッサージをして筋肉の緊張をほぐしてあげることが重要です。腱鞘炎で一番大事なことは痛みの出る動きは避けることです。とは言っても生活していて手を使わないことなんてそうそう出来るとではないので、マッサージやストレッチでのセルフケアやテーピング、サポーターなどで補助してあげて腱への負担をなるべく軽減させることも必要になります。

 

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